【第三話】大学0年生の選択:履修選択編

大学生活

こんにちは。Austinです。今回は、大学0年生の選択の履修選択について書こうと思います。

僕の手元には、なぜか母がどこからか調達してきた「楽単(らくたん)リスト」がありました。当初はそれに従おうと思っていましたが、結局僕はそのリストを閉じることになります。

理由はシンプルでした。リストに並ぶ授業名に、全くそそられなかったからです。

楽単の正体を分解してみる

一言に楽単と言っても、その定義は様々です。

  • 出席確認がなく、試験さえ頑張れば単位が来る
  • 出席重視で、試験で失敗してもカバーできる
  • 試験がなく、期末レポートのみで完結する
  • 過去問が出回っていて対策が容易
  • 持ち込みが可能

これらはすべて楽単として一括りにされますが、僕にとっては、その授業に興味があるか否かが大前提でした。興味のない分野を、単位のためだけに耐え忍ぶ時間は、僕にとって本当の意味で「楽」ではなかったのです。

楽単狙いに潜む、致命的なリスク

多くの学生が「楽」を求めて特定の科目に殺到します。しかし、そこには商学的な視点で見ると大きなリスクが潜んでいます。

まず、抽選漏れというボトルネックです。 人気が集中すれば当然、抽選になります。もし外れれば、その時限は空きコマになるか、不人気な余りもの科目から選ぶしかありません。

次に、第二次履修登録の罠です。 抽選に外れた後に「本当に興味があった授業」を受けようと思っても、その時にはすでにその授業の枠も埋まっているケースがほとんどです。楽を優先した結果、結局「興味もなければ、楽でもない」授業を拾わされる。これが、安易な楽単信仰が陥る最大の失敗パターンです。

興味こそが、最高の効率化

僕はあえて、難易度に関わらず「面白そうだ」と思った授業を優先して埋めました。 一見ハードな道に見えますが、実はこれが最短ルートでした。

興味がある内容は、無理に暗記しなくてもスッと頭に入ります。実際、ある授業で得た考え方に感銘を受け、それを研究計画に取り入れたことで、希望していたゼミの選考に合格することができました。

もしあの時、楽だからという理由だけで興味のない授業を受けていたら、今の僕の学びの土台はなかったはずです。興味は、最も効率の良い投資対象でした。

良い大学生活のための「履修の4ヶ条」

① 空きコマは徹底して作らない

90分の空き時間は、使い道が非常に難しいものです。アルバイトもできず、課題をやるにしてもいつか必ず飽きが来ます。結局、中途半端にだらだらと時間を溶かすくらいなら、授業を詰めて早めに帰る方が賢明です。

② 週の後半に向けて「右肩下がり」にする

月曜日から金曜日にかけて、徐々に科目数を減らしていく構成です。週末が近づくにつれて疲労は溜まります。後半を軽くしておくことで、一週間の集中力を維持しやすくなります。

③ 全休を作るなら「週の後半」に

これも疲労軽減と同じ理由です。週の真ん中や前半に全休を作ると、後半の登校が心理的に重くなります。金曜日を休みにできれば、週末を含めたまとまった時間を「自分の時間」として最大化できます。

④ 無理して履修を組むぐらいなら、潔く半日休を!

4限からポツンと始まる日は、午前中の使い方が曖昧になりがちです。あえて3限から登校するように組めば、午前中を「バイトに充てる」「ゆっくり寝る」といった自分の時間に切り分け、朝の時間を有効活用できます。

1限からポツンと始まる日に関しても同様です。

納得感のある選択が、最強の武器になる

「楽単」を否定はしません。でも、自分の軸をそこに置いてしまうと、抽選に外れた時に「不人気で興味もない授業」を拾わされるリスクを背負うことになります。

まずは自分の興味に従い、その上で戦略的に配置を考える。 それが、2年連続フル単とゼミ合格を両立させた僕の「開拓」のルールです。

参考:僕の二年間の履修登録

参考までにAustinの二年間の履修登録をお見せします。大前提として、興味がある授業を積極的に履修しています。そのため、先ほどの「履修の4ヶ条」にうまく当てはまらない場合もありますが、あくまで「履修の4ヶ条」は理想なだけだということをご理解ください。

一年春学期
一年秋学期
二年春学期
二年秋学期

注意:履修案内・シラバス等は必ずよく読む

ここまで、自分の興味のある講義を積極的に履修することを強くお勧めしてきました。しかし、自分の取りたい授業だけをとって進級できるほど大学は甘くありません。その学部の学生であるからには、その学部で必須とされている講義は必修や、選択必修として設定されています。

また、「○○科目から〇単位以上」という具体的な条件付けがされている場合があり、これをよく確認しないと後々冷や汗をかくことになります。実際の経験をお話しします。

総合教育科目? Ⅰ類Ⅱ類? 基礎科目?

慶應義塾大学商学部では、「総合教育科目を20単位以上」・「基礎科目Ⅱ類は2単位以上」という条件があります(ほかにも重要な条件があります。詳しくは履修案内をご自分で精読してください)。Austinは数学が得意でしたので、一年生までに数学に関連する科目を積極的に履修していました(線形代数・ゲーム理論基礎・確率論)。通常、1科目につき2単位なので、20単位のうちの6単位を自分の好きな数学関連の講義でゲットできたと考えていました。

しかし、ここに落とし穴がありました。これらの数学科目は「総合教育科目」ではなく、「基礎科目Ⅱ類」に位置づけられていました。つまり、通常2単位で満足する基礎科目を6単位もとってしまい、20単位もとらなければならない総合教育科目はまだまだ取得が足りていなかったということです。

この事実は、二年生の春の履修登録期間にようやく気付くことができました。気づいたときは本当に焦りましたね笑

再度記述しますが、自分の取りたい授業だけをとって進級できるほど大学は甘くありません。履修案内をしっかり読み、シラバスを隅々まで読んで、この授業がどの部類なのかなどを把握することが重要です。

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とうとう大学一年生になります。入学一週間で様々な出来事や後悔などがありましたので、そのあたりを書こうと思います。

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